八尾市本買取(全国対応)BooksChannel本屋物語

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煙草の中の思考も物語のようなものでできている。…雑記編

煙草を吸っていると小ネタの思考というものが出てまいりまして…???

1.「噂35周年」を聴きながら、「何故あのように70年代に米国で爆発的に売れたのか???」と自問。…で自答:このALBUMには多分にカントリーの香りが全編に漂っており、…米国のカントリーは日本の演歌の位置にあたる。これは井上陽水の「氷の世界」における「心もよう」に値する。つまり大衆のDNAに呼びかける作用であります。故に「大変売れる」、と勝手に解釈する。 と同時にキャロルを解散した当時、矢沢が「氷の世界」を研究し、これは「演歌」であるという答えに行き着くという箇所が「成り上がり」に出てきたコトを思い出す。…その後の矢沢の唱法には意図的か???以前からのBEATLES調+演歌的な「コブシ」が入ってオリジナルの唱法つまり矢沢スタイルを築く。となる???…のような気がしないでもない???

成りあがり―矢沢永吉激論集 (角川文庫 緑 483-1)

成りあがり―矢沢永吉激論集 (角川文庫 緑 483-1)

 

2.「成りあがり」と云えば緑483-1である。何度読んだコトか???この文庫を高校生の私はジーンズの後ポケットにいつも突っ込んでいた。全文バワフルでエネルギーに満ちあふれており、「苦労はバネになる。ボヤボヤしていないで、夢に向かえ」というメッセージに溢れたこの本はあの当時のティーン・エィージャーを覚醒させるには他の追随を許さぬ1冊だった。と今も思っています。

3.矢沢はその後、大人になる。

4.私が矢沢の当時の返答で好きなのは…「矢沢さん人生で負けたコトはありますか?」に煙草を吸いながら、「死ぬほどある。」

5.ある意味、ナポレオン・ヒル/カーネギー/マーフィの法則のフォルダーに入るロック版啓蒙書でもある。

6.煙草の中の思考はグルグル回る。

7.私は煙草を肯定しない。されど、松本人志氏は煙草を止めてから、前人未踏の悪魔と天使が混在した神がかり的なキレを見せてくれない。本来、氏はエゲツナイ程の才能なのだが…あの領域は悪いモノを摂取していないと出てこない領域なのかもしれない???

8.いや違う…???Artistがキチキチギリギリの才能を継続できるのはそうは容易ではない。…ELTON JOHNの黄金期は1972年-1975年の3年間であると私は思う。されどその後、あの神かがり的なテンションのアルバムが発売されただろうか???ファンは「もう一回もう一度だけ、あの感動の応酬を体験させて欲しい」「夢をもう一度」となるのは当然ではあろうが~アーティストは「もう充分だろ~」となるのかもしれない???

『ホンキー・シャトー』 - Honky Château (1972年)
『ピアニストを撃つな!』 - Don't Shoot Me, I'm Only the Piano Player (1973年)
『黄昏のレンガ路』 - Goodbye Yellow Brick Road (1973年)
『カリブ』 - Caribou (1974年)
『キャプテン・ファンタスティック』 - Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy (1975年)

Goodbye Yellow Brick Road [40th Anniversary Super Deluxe Edition][4CD+DVD]

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 スティーヴィー・ワンダーしかり、1972年-1976年はとっても怖かった。…

1972年『トーキング・ブック』
1973年『インナーヴィジョンズ』
1974年『ファースト・フィナーレ』
1976年『キー・オブ・ライフ』

9.逆にいつもスゴイって…いうのは如何なものなのだろうか???又そのようなアーティストがいるのだろうか???出来不出来はあって当たり前で、多分に時代・時間の「空気」と人との関わりにおける「運」もある。漱石だって何を持って最高作品とするか???は人の価値基準に及ぶ。凡人の私が語る領域ではない。で保留とするコトでどうぞお許し下さい。

追記:今日は日曜日で少しだけ、レジにいました。すると小型の可愛いお座敷犬を連れたお客様がいらっしゃって…レコードを見てらっしゃる。ここで店側はどう思うか???となりますと、ズバリ店内で「おしっこ」「脱糞」しないで頂きたい。となります。「犬はご遠慮下さい。」とお話させて頂こうか?少しの間ならば「野暮ではないか???」「できるならばスルーっと粋に済ませたい」。シェパード等の大型犬ならば即座にお話させて頂くのですが~相手は「小型の可愛いお座敷犬」。で~「店側の気持ちを解って頂きたい」と迷うコトとなります。…でこういうコトを考えるのが嫌なので「犬はご遠慮下さい。」をお話させて頂こうと思考しましたが…目のクリクリした可愛いお座敷犬がクリクリした目で私の方をジッと見ている。お客様が犬を愛する気持ちと同時に、商品が可愛いければ可愛い程店側の当方の「犬はご遠慮下さい。」の気持ちはつのります。で暫くすると、お帰りになられたのですが…どうか万感の思いを込めまして、「店内に犬を連れてくるのはご遠慮頂ければ幸いです。」