江戸川乱歩の名前を知らない推理小説FANはいらっしゃらないと思う程に江戸川乱歩は推理小説の巨匠であります。で、江戸川乱歩という方は、実際に岩井三郎探偵事務所という探偵事務所に勤務していた経歴を持つ希有な作家でもあります。～なるほど経験が何らかの化学反応を起こし、明智小五郎に至るワケだと思ったりするのですが、その魅力は二面に分かれており、明智小五郎や小林少年と少年探偵団が活躍する｢怪人二十面相｣のようなドキドキハラハラの少年向けの小説は～実はコインの表側で、裏側にはズバリ「変態性欲の幻想」の世界が存在致します。～なんともはや～こちらの江戸川乱歩の世界は非常に重く危険な世界で、見てはいけないモノを見せられるような底の無い深淵な真っ黒な暗闇に、言葉だけでポンと突き落とされた気分になったりするのですが～DEEPなFANのお客様が私の周りだけでも、沢山いらっしやるので、その威力は相当なものだと分析している今日この頃です。その世界を少しだけでも感じたい方は「悪夢」こと「芋虫」や「陰獣」などのご一読をお薦めさせて頂きますが、健全な精神でHappy Lifeをお送りしたい方は決して近づいてはいけません。～で締めくくりは
「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」というコトで…66分をお楽しみ下さい。
「人間椅子」 江戸川乱歩 佐野史郎・朗読 - YouTube
