八尾市本買取(全国対応)BooksChannel本屋物語

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作家も物語のようなもので出来ている…太宰治:佐藤春夫に「芥川賞を私に…伏して懇願」手紙4m 篇

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今日の最も「おっ」となったNewsは以下であります。
もうね、太宰治も、夏目漱石も、芥川龍之介…他著名な作家が、いつも側にいる仕事をしておりますもので、この手のNewsは人間としての作家を見いだせると同時に、お客様との会話に出てくるのは必至でありますもので、checkさせて頂きました。

mainichi.jp
掲載されている8枚の写真は一見の価値があります。太宰治をコレクションされていらっしゃる方は相当DEEPでいらっしゃいますから、もし売るとなれば、天井知らずの価格がつけられるんでしょうね???。…で、感想をば…作家であると同時に人間でありますもので、勿論権威もそれなりに意味のあるものなのでしょうが、人間は食べていかねばならず、後生で幾ら認められても、現在進行形で食べていけなければ、同期する社会・世間は其れを「趣味」「道楽」として位置づけるきらいがあります。…この時期の芥川賞に受賞すれば、食べていく切符を貰える約束に等しく…26歳の太宰治が<第二回の芥川賞は、私に下さいまするやう、伏して懇願申しあげます><佐藤さん、私を忘れないで下さい。私を見殺しにしないで下さい>という言葉で綴られた長さ4.1メートルに及ぶ手紙は、ある意味、実に人間らしい、生々しい太宰治を感じるような気が私には致しました。