マイケル・オークショット(英: Michael Joseph Oakeshott、1901年12月11日 - 1990年12月19日)をCheck...で言葉を噛む…
保守的であるとは、見知らぬものよりも慣れ親しんだものを好むこと、試みられたことのないものよりも試みられたものを、神秘よりも事実を、可能なものより も現実のものを、無制限なものよりも限度のあるものを、遠いものよりも近くのものを、あり余るものよりも足りるだけのものを、完璧なものよりも重宝なもの を、理想郷における至福よりも現在の笑いを、好むことである。得るところが一層多いかも知れない愛情の誘惑よりも、以前からの関係や信義に基づく関係が好まれる。獲得し拡張することは、保持し育成して楽しみを得ることほど重要ではない。革新性や有望さによる興奮よりも、喪失による悲嘆の方が強烈である。保守的であるとは、自己のめぐりあわせに対して淡々としていること、自己の身に相応しく生きていくことであり、自分自身にも自分の環境にも存在しない一層高度な完璧さを、追求しようとはしないことである。
思想の英雄たち―保守の源流をたずねて (角川春樹事務所 ハルキ文庫)
- 作者: 西部邁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2012/01/15
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今日も今日とて21世紀日本の「まっとうな本屋さん」とは?について考えていた2015/10/10 です。また明晩に…大変失礼致しました。…