時々、私は芥川龍之介に思いをはせます。何気なしにです。…故に、漱石と芥川龍之介は枕元の本棚に全集を置いています。…で昨日と云っても今日なのですが…就寝前に選択したのが「羅生門」。1915年の作品ですから、ナント芥川龍之介23歳の作品です。…この時点で芥川龍之介という人間が早熟で老成している人物であるコトは容易に想像できるのですが…???人間の業を23歳の視点でこうまで描けるものか???とは読む度に思います。…元々作家になるために生まれてきたのだろう???とも思います。…で…本屋をしていて、よく黒澤明の映画『羅生門』を見てあれを『羅生門』だよね?とお客様に尋ねられますモノで…「いいえ、舞台は『羅生門』ですが、あちらの原作は『藪の中』です。」とお答えさせて頂きます。…で…今日は『羅生門』のお薦め動画のご紹介というコトで大変失礼致しました。
付録…今日は渡辺香津美で…