「刺す。さうも思つた。」と太宰が川端康成(選考委員)に対して投げた言葉は、川端康成の太宰に対する人物評価と「芥川賞」を取るコトができなかった悔しさからきていると思うのですが、「芥川賞」っていうのは、歴代の受賞者のラインナップなどを見ると、やっぱりスゴイ顔ぶれなワケでしてね。大した賞だと私は思っているワケです。で、滝口悠生さんも、又吉直樹さんの次の年2016年の芥川賞作家でありまして、「我が人生の10冊」を以下のサイトにあげられておられまして、第1位がね、水上瀧太郎の『大阪の宿』だったもので、思わずシブっと思ってしまいましたもので、Shareさせて頂いた次第です。ちなみに『大阪の宿』は青空文庫又はKindleで無料でご覧になるコトが出来ますので、お時間がございましたら、…一度ご覧になって下さい。