You meet BooksChannel | 伊丹十三 の12月 | #伊丹十三 行動する知性 他|
伊丹十三のFANのワタシと致しましては、表紙のデザインだけでココロ持って行かれる「メンズプレシャス2018年冬号 2019年 01 月号」でした。お薦めです。…で以下の番組も良かった。…こちらは、きっと再放送されると思います。『13の顔を持つ男-伊丹十三の肖像』もあわせて見られると、この世界は充実すると思います。で、ボソッと、伊丹十三監督が撮る官僚作品か???見たかったなぁ~。と天を仰ぐ。…
で、極めつけは以下でしてね。岩波ブランドからですよ。嬉しいですね。
で岩波書店のサイトより…編者の言葉を転写させて頂きます。「行動する知性」か…伊丹十三にピッタリ。伊丹十三がもし、本屋を運営したら??でBooks Channelを頑張りたいものだと思っていた2018年12月18日 火曜日 でした。伊丹十三が亡くなってから,二十年の歳月が流れた. 映画監督に専念するようになったのは,五十歳を過ぎてからのことだった.それまでの伊丹十三は,デザイナー,俳優,イラストレーター,エッセイスト,翻訳者,テレビドキュメンタリーのディレクター,雑誌編集者などとして多岐にわたる表現活動に携わり,それぞれの分野で比類ない才能を発揮した. なかでもエッセイストとしての力量はめざましく,初の著書『ヨーロッパ退屈日記』(一九六五年)でそれは早くも明らかとなった.海外の映画に出演するため長期滞在したヨーロッパの,風俗,文化,人間をつぶさに観察した文章には,無類の面白さがあった.同時に,知見に裏打ちされたその批評眼は,高度経済成長のただなかにいた日本人の自画像をあぶりだし,苦味のある相対的視点をもたらした. 以来,映画監督になるまでの約二十年,しなやかで軽い独特な文体で,さまざまな主題を自在に料理してゆくエッセイスト伊丹十三は,同時代に多くの読者を生むばかりでなく,のちの書き手に大きな影響を与えた.書き言葉に意図的に話し言葉を混交させる文体は,伊丹十三が切り拓いたといっていい. 注意深く執拗ともいえる対象への取材とアプローチは,映画監督の方法論にも継承されてゆくスタイルであった.抜きんでた成果をあげる研究者に会い,問いを投げかけ,対話によって摑んだものを誰にでもわかる話し言葉でまとめた.家事や子育てに情熱をもって取り組みながら,性差や親子関係に潜む抑圧の構造を明るみに出した.伊丹十三はつねに行動する知性であった. エッセイストとしての仕事の全体をあらためてふり返れば,「私」とは誰で,どこからやってきて,どこへ向かおうとしているのか──つねにその問いかけが横たわっていた.その問いは,いまも力を持つ. 私たちは伊丹十三がとりあげてきた主題のうち,「日本および日本人」を縦軸に,恋愛,結婚,子育て,といった「自己と他者の関係性」を横軸に,また縦軸と横軸が生む地平を自在に行き来する原動力としての「好悪の感覚」にも光をあてて,三巻に分けた選集を編むこととなった. ひとりの自由な精神の軌跡のうえに,その先見性と現代性を発見するこの選集が,長く読み継がれてゆくことを切に願っている.
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