ヤマザキビスケット ルヴァンクラシカル6P 国産 "小麦"
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今日の本題「小麦」
1. 小麦を日本人が食べ出したのはいつ?
歴史的な概要
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古代
小麦自体は、弥生時代(紀元前3世紀頃~)にはすでに日本に伝わっていましたが、当時の主食はあくまで米でした。小麦は限られた地域や貴族の間で使われていたに過ぎません。 -
江戸時代
うどんやそうめん、まんじゅうなど、小麦を使った料理やお菓子が全国的に広まりますが、やはり主食は米のままでした。 -
明治時代以降
西洋文化の流入によりパン食が広がり始めます。ただし、一般庶民の主食が米から小麦へ変わることはありませんでした。 -
戦後(第二次世界大戦後)
米不足やアメリカからの援助(いわゆる「ララ物資」や「給食パン」など)によって、パンや中華麺など小麦製品の消費が急増します。ここで初めて、小麦が日本人の食生活に大きく浸透します。
まとめ:
本格的に日本人が小麦を日常的に食べるようになったのは、戦後(1945年以降)です。
2. 小麦は体に悪影響ですか?
一般的な影響
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多くの人にとって
小麦(グルテンを含む)は多くの人が問題なく食べられる食材です。主食や主成分として世界中で消費されています。 -
影響が出る場合
- セリアック病(グルテン不耐症):小麦などのグルテンが原因で腸に炎症が起こる自己免疫疾患。非常にまれ(日本では1万人に1人未満)。
- 小麦アレルギー:小麦にアレルギー反応を起こす人もいます(特に子供に多い)。
- グルテン過敏症:上記2つほどではありませんが、グルテンを摂取すると腸や全身に不調を感じる人もいます(科学的にはまだ研究途上)。
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その他の指摘
- 過剰摂取による糖質過多や肥満のリスクはありますが、これは小麦に限った話ではありません。
3. 現在の小麦は体に悪影響ですか?
現代小麦の特徴
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品種改良
- 20世紀以降、収穫量を増やすために品種改良が進みました。これによりグルテン量が増えた、という説もありますが、一部のパン用小麦に限られています。
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添加物・製造工程
- パンや麺類など加工食品では、保存料や改良剤などの添加物が使われることもあります。これが体に悪影響を及ぼすことも指摘されています。ただし、これは「小麦」そのものの問題ではありません。
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農薬や残留農薬の問題
- 国産小麦・輸入小麦ともに農薬の使用が問題視されることもありますが、日本の基準は比較的厳しいです。
総合的な見解
- 特定のアレルギーや疾患がなければ、適量の小麦製品を摂取すること自体が「体に悪い」とは言えません。
- 過剰摂取や、精製度の高い(白い)小麦製品ばかり食べることは、バランスの観点からはおすすめできません。
まとめ
- 日本人が本格的に小麦を食べ始めたのは戦後。
- 小麦自体は、多くの人にとって体に悪いわけではない。
- 現代の小麦や加工品も、特定の病気や過剰摂取を除けば、健康リスクは高くない。
- 大切なのは「バランスの良い食事」です。
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