本日のCheck... 「MMTは卓論か愚論か」MMTは主流派経済学の最大の急所を突いた #中野剛志(評論家)
by 中野剛志 さんというコトで…
MMTは、歴史学や人類学等の貨幣研究の成果に基づき、次のような正しい「貨幣」概念を提示する。
まず、政府は、債務などの計算尺度として通貨単位(円やドルなど)を法定する。次に、国民に対して、その通貨単位で計算された納税義務を課す。そして、政府は、通貨単位で価値を表示した「通貨」を発行し、租税の支払い手段として定める。その結果、人々は、通貨に額面通りの価値を認めるようになり、その通貨は、民間取引の支払いや貯蓄などの手段として流通するようになる。要するに、人々がお札という単なる紙切れに通貨としての価値を見出すのは、その紙切れで税金が払えるからだというのだ。
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