【本屋物語】11月12日号坊や | #本屋の風景 - 八尾市本買取(全国対応)BooksChannel本屋物語

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【本屋物語】11月12日号坊や | #本屋の風景

坊や

店頭で仕事をしていると後から、挨拶をされる。大きな声で「こんにちは」。始めて見る小学生の男の子(4年～5年???)。返事をする。「こんにちは」。

男の子は、す～と店内に入り、出たり、入ったり。コミックのコーナーなどすっ飛ばして、映画パンフレットのコーナーに特に足を留め、???LDのコーナーにも足を運ぶ。…

で、再び、店頭に出て色々物色をしながら、店頭で別のお姉さんのお客様と話をしている。で、お姉さんが私に声をかける。
「インターネツトで検索して、このお店に来たんですって。」～坊やに向かって私は「ありがとね」と声をかける。

見ると、坊やの自転車が道路脇に置いているので、「前に駐車場が3台分あるからそこにド～ンと自転車を置いてね」と言うと、「ありがとうございます」と言って自転車を持ちあげて運ぼうとするので、「慌てなくていいよ。鍵さして動かせば」と云うと、「いえいえ」と答えてそれでも、力技で運んで行かれる。

で、～しばし時間が経過して、99円LDの所で「地獄の黙示録」をジ～と表ジャケツト・裏ジャケットをひっくり返して見ているので、思わず「坊やは、趣味が渋いねぇ。」と声をかけてしまう。
「LPやLDはね、ジャケットが大きいから、聴いたり見たりするだけじゃなく、最近は部屋に飾るお客様も多いんだよ。大好きな作品は自分自身だからね。」と付け足す。すると坊やが「CDは小さいですらねぇ。」と答える。大人と会話している錯覚に陥る。

暫くしてシュワルツェネッガーの「ターミネーター2」のLDをレジに持って来られこれください。でお買いあげ頂く。「ターミネーター2」でちょっとホッとしながら、「ありがとうございます」。で坊やも「ありがとう」と大きな声で言って下さり自転車で店を後にする。

何だかまた一つ物語が始まりそうな予感に包まれながら～今日の"はてな"を閉じさせて頂きます。