#本日の再分析 … Emmanuel Todd : Wagner et Prigojine, le début de la guerre en Russie ? | ワグナーとプリゴージン、ロシアで戦争が始まる?
以下Emmanuel Toddの分析 :
1.プリゴジンのクーデター企ては、プーチンとロシアのイメージにとって重大な出来事だが、ロシア軍の状況が改善している時期に起きた。
2.プーチンは、ロシア軍が当初準備不足だったため、ワグナーとプリゴジンを利用せざるを得なかった。今ではロシア軍はより実戦配備できる状態になっている。
3.プーチンは、20年にわたりロシアが獲得した経済・社会の安定を維持しようとしており、徐々に戦争への関与を深めている
4.ロシアは「集合西側」と対峙しており、ウクライナを主要な敵とはみなしていない。
5.ロシアは、経済制裁に対して予想外に抵抗力があることが分かった。その背景には、中国やアフリカ、南米、中東等の新興国、発展途上国など「南の国々」と呼ばれる地域からの経済的支援が大きな役割を果たしている。
6.人口統計的にロシアは長期的に非常に弱体化している。そのためロシア人の犠牲を抑える戦争をしている。
7.中国にとって、ロシアを支持する以外に選択肢はない。
8.この紛争における「ヨーロッパ」は存在せず、分裂した各国家があるのみ。権力の軸はアメリカの影響下にあるロンドン‐ワルシャワである。
9.ポーランドなどの欧州諸国が直接参戦すれば、ロシアは戦術核を使用する可能性がある。
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